なんか頭皮がヒリヒリしたり、かゆいと思う事ありませんか?
もしかしたらそれは頭皮が日焼けしているのかもしれません。頭皮の日焼けはカラーやパーマ以上にダメージを受けることになります。
紫外線が強くなる夏はもちろんですが、秋や冬も実は紫外線が強く頭皮の日焼けにもつながるので注意が必要です。
日焼けすると頭皮トラブルが
髪や頭皮が日焼けすると頭皮トラブルが起こる可能性があります。
日焼けによっておこるトラブルは以下の通りです。
- 頭皮のかゆみ・ヒリヒリ
- 皮がめくれ、フケの原因にも
- 白髪、薄毛
- 色落ちの加速
これらについて説明します。
頭皮のかゆみ
頭皮の日焼けとは、軽い火傷と同じです。頭皮が炎症を起こし赤く腫れたり、かゆみやヒリヒリ感じることがあります。
それを放置したり、爪を立てて掻いてしまうと悪化して血がでてかさぶたが出来たり荒れがひどくなるので注意が必要です。
皮がめくれてフケの原因にも
頭皮の日焼けによって炎症が治ってくると、次は日焼けした部分の皮がめくれてきます。
身体の日焼けと同じですね。
頭皮の日焼けの場合は皮がめくるとフケが出るようになってしまいます。
これもケアせずに放置すると治らずフケが止まらなくなるので、早めにケアをするようにしましょう。
白髪や薄毛の原因にも
頭皮に過度な紫外線を浴びるとメラノサイトが破壊されてしまいます。
メラノサイトが破壊されてしまうと髪に色を与えているメラニン色素が作り出せずに白髪になってしまったり、頭皮のダメージによって薄毛の原因にもつながります。
頭皮が日焼けしたからといってすぐに白髪になったり、髪が薄くなっていくわけではありませんがしっかりと日焼け予防やケアをするようにしましょう。
色落ちの加速
せっかくきれいにカラーをしても、日焼けによる紫外線でキューティクルに大きなダメージを受けることで色落ちが加速してしまいます。
もし、あなたが色落ちに悩んでいるのであれば、日焼けが原因かもしれません。
頭皮が日焼けした場合のケア方法
頭皮が日焼けした場合は、冷やす、保湿するのが一般的です。
頭皮がかゆかったり、ヒリヒリする場合は氷水で濡らしたタオルや保冷剤をガーゼやタオルなどで巻いて患部を冷やすようにしましょう。
保冷剤を直接患部につけるのはやめてください。頭皮の温度が急激に下がり負担になってしまいます。
頭皮が日焼けした時のシャンプーは慎重に
頭皮が日焼けした時のシャンプーは慎重にしましょう。
刺激が強いシャンプーを使ってしまうと患部の炎症やヒリヒリが悪化してしまいます。
刺激の弱いアミノ酸の洗浄成分が使われているシャンプーを使うようにしましょう。
日焼けがひどい場合はお湯シャンだけでも十分です。
赤みやヒリヒリ感が引いても1週間程度はシャンプーの量を減らして頭皮への刺激を抑えるのが良いです。
お湯はぬるま湯で
頭皮が日焼けしているときはいつもよりもお湯の温度は低めでぬるま湯でシャンプーなどはするようにしましょう。
熱いお湯だと刺激になって乾燥が悪化してしまいます。理想は36~38℃です。
頭皮は優しくマッサージ
日焼けすると頭がとてもかゆくなってしまいます。そんなときでもかきむしるのは絶対にやめましょう。
また、シャンプーの時も爪を立てて洗うのはNGです。指の腹でマッサージするようにして洗いましょう。
しっかりと保湿する
お風呂からあがった後は頭皮用や髪用の化粧水でしっかりと保湿するようにしましょう。
頭皮を保湿することでかゆみやヒリヒリ感が減少したり、肌のターンオーバーを促すことができます。
ドライヤーの温度に注意
ドライヤーを使う時も注意が必要です。
温風で近くで乾かしすぎると頭皮が乾燥してしまいます。時間がかかっても良いので冷風で乾かすのがオススメです。
面倒だからといって濡れたまま放置するのはやめましょう。髪と頭皮に細菌が繁殖してしまう可能性があるので注意です。
頭皮の日焼けはどのくらいで治る?
1度頭皮が日焼けしてしまうと治るまでには時間がかかります。
赤みやヒリヒリ感がなくなったとしても治ったわけではありません。しっかりと完治するまでには1ヶ月程度かかる場合もあるのでしっかりとケアすることが必要です。
頭皮の日焼けを予防するアイテム
頭皮の日焼けは予防することが肝心です。
予防するには定番のアイテムを使いましょう。
- 日傘
- 帽子
- 日焼け止め
日傘
夏の定番アイテムになってる日傘はとても効果的です。
特に夏の野外に出るときは必須です。最近では色々なデザインの日傘が出てるのでお洒落にもオススメですね。
一番効果的なのは黒色の日傘です。黒色は紫外線を通さないので日焼け対策にはもってこいですね。
帽子
毎回日傘をさすのが面倒だという方には帽子もオススメです。
また、夏の時期は日傘で紫外線をガードできても、秋や冬に日傘を使うのはちょっとという方でも帽子なら使いやすいですね。
日焼け対策には大き目のつばがついているハットや風通しの良いものを選びましょう。
日焼け止め
日焼け止めは一般的なクリームのものでも良いですが、髪や頭皮用のミストやスプレーなどを使うのが良いでしょう。
毎回日焼け止めをするのが面倒だという方には飲む日焼け止めなどもオススメです。
頭皮の日焼けに対するまとめ
- 頭皮の日焼けは頭皮トラブルの原因に
- 日焼けした場合は、冷やして保湿
- 日ごろからの予防が重要