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2005年12月12日(月) ---基礎工事 |
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昔の日本家屋と現代の木造住宅を比較して、もっとも進歩したのはその基礎形式です。
最近でも築100年以上の民家(江戸末期から明治初期)を目にする場合がありますが、よく見るとそのほとんどは大なり小なり傾いています。
その頃の基礎は突き固めた地盤に石を敷き並べ、その上に直接柱をたてるだけのものでした。その為地盤の不同沈下に対してもろく、地盤沈下した部分はそのまま基礎・柱ごと下がり建物は歪むことになります。
これに対して現代住宅の基礎は、鉄筋コンクリートで基礎を構築します。
その基礎形式も大別すると2種類あり、土台下に逆T字型にコンクリートを打つ「布基礎」、もう1つは建物下全面にコンクリートを打つ.「ベタ基礎」という形式です。
かつては「布基礎」が主流でしたが、最近は「ベタ基礎」の建物も増えてきました。これらの基礎形式には次のような特徴があります。 |
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| ・布基礎・・・ |
比較的良好な地盤に適す。鉄筋コンクリートの総量は減らすことができ材料の上からは経済的。ただし根切りや型枠、束立てなどの手間はベタ基礎よりかかる傾向がある。 |
| ・ベタ基礎・・・ |
比較的軟弱な地盤に適す。使用材料は布基礎より増えるが根切り底が浅く、施工性はよい。床下の通風を適切にとれば、床下の防湿効果も高い。 |
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これらの長所・短所をふまえ、「春日の家」では布基礎(ただし標準寸法よりサイズアップ)を採用しました。
その大きな理由は「土壌中の微生物バランスを守る。」という意味からです。
我々の体もそうであるように、健康的な土にはさまざまな微生物が生息しており、それらのおかげで自然界のものは循環しています。その豊かな土のおかげで元気な植物や野菜も育ちます。なるべく自然に近い形、「コンクリートの上でなく、土の上に住む。」というのが本来の「住まい」として自然なことではないでしょうか? |
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■土台の敷き込み
右下の写真は土台(桧の4寸角 120×120)の敷き込み状況。コンクリート基礎の上に厚さ20ミリのステンレス製通気スリットを荷重がかかる要所に設置。その上に土台を敷き込みます。(基礎から浮いています)
コンクリート自体は打設時に多量の水を含んでおり、2〜3年は水分を出しながら乾燥硬化していくのですが、土台が基礎に接しているとこの水分を木材がとりこみ、腐朽の原因となります。通気スリットはこれを防ぐため土台を基礎から浮かせ、且つここから床下の通気をとる換気口の役目も果たします
通気スリットには樹脂製のものもありますが、将来廃棄時の環境負荷を考慮しステンレス製を使用しています。 |
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