「暮らしの先生-自然食編-」自然食は高い?

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暮らしの先生-自然食編
[第十回] 自然食は高い?
本来の農業の価値を再認識し、食にかかる正当な価格の保証を
自然食がよい、というのはわかりますが、価格が高いですよね。

反後-よく言われることですね。しかし、これまで9回にわたり、お話してきたように、「本物は素材と時間が命」です。それを無視して、「より速く、より安全に、より安く」などあり得ません。
 安さの裏には恐さがあります。現在、本来ありえない低価格がまかりとおっているのは、食品添加物や農薬、化学肥料、そして輸入食品などに依存してのことです。輸入食品の検疫のずさんさや保管状態の異常な実態をご存知でしょうか。
 食品添加物も農薬も、その一つ一つは安全値であっても、そのすべての「複合汚染の問題」や、「体内で備蓄されていくこと」の恐ろしさついて、真剣に議論されているとは言えません。



正当な価格には意味があるんですね。

そうなんです。「安物買いの銭失い」どころか「安物買いの健康失い」にならないようにしたいものですね。
 自然の恩恵を受けるには、自然の速度の合わせ、命の恵に感謝する。それこそ、本来日本人が大切にしてきた「日本の食文化」なのです。
 この日本の食を守るため、農家や蔵元の人たちは、たくさんの苦労をし、努力を惜しまれません。



こうした伝統的な食文化を子供たちにも伝えたいですね。

はい。本気で食の安全を考え、日本の農業を守り、食料自給率を上げるためには、わが国本来の農業の価値を再認識すること。そして、現在、高いと言われる、食にかかる正当な価格をしっかりと保証してこそ、本当の国土の保全や少子高齢化対策となるでしょう。
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