『自然と食の歳時記』「発酵食品の旬をご存知ですか?」-納豆や甘酒がおいしい季節を知ろう!

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自然と食の歳時記
[第6回] 「発酵食品の旬をご存知ですか?」-納豆や甘酒がおいしい季節を知ろう!
 日本が世界に誇るべき発酵食品の代表ともいえる味噌、醤油 そして日本酒は、まず麹菌の働きから始まります。

 麹菌をふるいにかけ、お米にふり、菌糸を張らせた状態が米麹。その米麹にある一定の温度が加わると甘酒になります。漂白されていない自然の色は茶色や鳶色です。

 昔、甘酒は夏によく飲んでいました。俳句の世界では甘酒の季語は夏なのです。夏バテ防止に、キリリと冷やしたグラスで飲めば気分も爽快ですね。

 また、納豆の旬は冬だったはず。昔ながらの藁づと納豆の稲藁も大豆も収穫できるのは秋。稲藁に生息する納豆菌(枯れ草の一種)はこの時期に一番活躍するそうです。

 発酵食品の見分け方は「熟成期間」と「素材」です。味噌は最低10ヶ月、醤油は1年、酒3ヶ月、お酢は6ヶ月。無農薬で食品添加物が入っていない素材に、麹菌や酵母菌などの発酵菌が入り時間をかけて味噌や醤油、お酢を作ってくれます。

 その過程で生まれるのが「生理活性物質」。私たちが生きる上で大切な酵素、糖分、ホルモン、ビタミン、アミノ酸、様々な有機酸などです。本来の発酵食品はこの生理活性物質の宝庫。余分な栄養を補い添加しなくてもこれを食すれば十分!なのです。
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