『自然と食の歳時記』「種と地産地消」-日本在来の種を残そう!

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自然と食の歳時記
[第5回] 「種と地産地消」-日本在来の種を残そう!
 「地産地消」-この言葉は、私たちに基本的な食のあり方を教えてくれます。
 しかし今、野菜の種は外国産で品種改良されたものがほとんどです。

 40〜50年前までの日本では、農家は自分の畑でとれた作物の種を採り(自家採種)、翌年、またその種を植えて継いできました。
 その風土にあった種(在来種)は何よりも生命力に溢れ、その土地の食文化に適しています。遺伝子組み換えなどの心配もありません。

 しかし、見栄えのいい“売れる野菜”やなるべく同じサイズに揃える“流通優先の野菜”を作るため、種の品種改良が進められているのも現実です。

 特性に秀でている反面、虫や悪天候への抵抗力が弱い種は、育種の段階からどうしても農薬に頼り、よって、野菜を育てる段階でも農薬がないと育ちにくいといわれています。これが現代農業の抱える問題の一つではないでしょうか。
 どの世界でも「種はすべての基本」です。必ず守るべきものがあるはずです。

 「自家採種」は大変な苦労をともないますが、かけがえのない命の根源を守ることでもあります。
一緒に学び考えましょう!
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