さあ〜沈黙してしまった母と、半信半疑のヒトミを、車に乗せて
さっそく、夫が連れて行ったところは・・・ |
ここは熊本県。県北に位置する米どころで有名な菊池市七城町。
そこに目的の農園があった。
この農園主は、農薬はもちろん、
化学肥料も有機肥料も肥料はいっさい入れずに
米・野菜・果物を栽培しているという。 |
| ヒトミ: |
「えぇ!無農薬はよく聞くけど、
肥料も入れないってどういうこと?」 |
| 母: |
「肥料がないと、野菜は育たないんじゃないの?」 |
| ヒトミ: |
「そうよ。肥料分ってチッソのことよね。
チッソ・リン酸・カリが植物を育てるって、
学校で習ったわよ。」 |
| 夫: |
「まあ わかった。わかった。
騙されたと思ってついて来いよ。」 |
そうしているうちに、三人は目的地に到着。
その畑には"無農薬で、肥料も入れずに育てられた野菜たち"が
すくすく元気に育っている。
かぼちゃ、ズッキーニ、ゴーヤ、水菜、蓮根、スイカ、いちじく・・
イチゴも元気に芽を伸ばしている。 |
| ヒトミ: |
「こんなにたくさんの種類の野菜が、
農薬も肥料もなく育ってる!!」 |
| 母: |
「驚いた!本当だ。」 |
| 農園主: |
「さあ、食べてください!」
目の前でちぎられた水菜の葉っぱは、洗う必要もなく
その場で食べられた。 |
| 母: |
「美味しい!」 |
| 夫: |
「味もいいけど、この土に触ってみろよ。」 |
| ヒトミ: |
「やわらか〜い」 |
| 母: |
「それに温かいわね。
そういえば、昔懐かしい、土のにおいがするわ。」 |
| どうやら、夫が話していた |
"有機は安全とは限らない 腐らなない野菜がある
虫が来ない安全な野菜・・・" |
| の答えについての鍵は、この土にあるようだ・・・。 |